とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


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Sweet Memories.

どこの折り詰め弁当だったかは忘れたが、ひたすらに豪華で、やたらとでかく、ちょっとしたおせち料理のようだったという記憶は残っている。そうだ、刺身まで入っていたのだ。だからきっと作りたてを配達してくれたのだろう。
フルーツだけでも巨峰にマスクメロン、オレンジと……といった具合で、しまいにはプリンまで入っていたくらいだ。
特大の焼えびや、脂の旨いステーキに大満足して、残すはデザート。甘いものの後に食べるフルーツは酸っぱく感じがちだから、プリンは後回しにした。
最後にとっておいたプリンだが、惜しい、せっかくここまで完成度の高い折り詰めなのだから、スプーンはつけるべきだったろうに、実に惜しい。
しかして箸で食べることとなったきっと手作りだろうプリン。満を持して口へと運んだ。箸で。
するとどうだろう。たちまちのうちに頭に衝撃が、いや、混乱が襲ってきた。
なんだ?私はなにを食べたのだ?その前にこれは口に入れていいものなのか?
風景がぐにゃりと曲がる感覚の中、プリンの味と自分の記憶を照らし合わせる。
しばらくのマッチング作業の末たどり着いた答え。それは「卵豆腐」であった。
よく見ればカラメルなどかかっていないではないか。形も四角いし。
そもそもいくら豪華な弁当であっても、プリンなど入れるはずはない。
「全く以て思い込みというものは恐ろしいものだ」
そんなふうに自分の愚かさと判断力不足を棚に上げつつ味わった卵豆腐はしっかりと立派な既成品の味がした。

そんなことを思い出しながら食べたサーティワンアイスクリームは、見た目以上に美味しかったのである。


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立腹。

どーれ 海でも 撮ろうかねー
なんつって いそいそ 藤の川
暮れてますねー いいですねー
なんつって 三脚セッツ 藤の川
あーいいですよー 寄せる波
どうぞそのまま 藤の川

きがつきゃ かれでだ ふくらはぎ
ひい ふう みい よう いつ むう なな
たった じゅっぷん いただけで
かれだ かれだよ ななかしょも
おもえば くるまに あったのだ
むしよけすぷれー あったのだ

蚊絶滅シロ