とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


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初潮。

2013年4月7日
上司……いや社長の誕生日である。
従業員の誕生日はおざなりでも、自身のそれはカレンダーの赤い日と同等と思っているフシがある社長なので、毎年この日だけは、仕事とは別に一日を過ごすように身体が鍛えられている。

今日も今日とて、上司=社長の誕生パーティだった。
まぁこうしてブログネタにしつつ、カラ文句を交える文面では誤解もあるだろうが、基本的に理由はどうであれ飲み会は好きだし、上司=社長の誕生日を祝う会にはいささかの不満もない。

てなことで、いー感じで楽しい酒盛りをし、帰宅した22時30分のことだ。
風呂あがりのかみさんがボクに小声で告げた。
「◯◯(娘の名前)に生理がきたよー」
当の本人である六年生候補生は母に遅れまだ浴室の中だ。
ぼくも、いつきてもおかしくはないとは思っていた。
成長は早くも遅くもない、いわゆる“普通”と思っていたので、自分の感覚として驚きや狼狽のようなものは全くなかった。
あったのは、ひとりの、ジェンダーを備えた人間としてスタートだね、我が娘よ、ってことだった。

風呂から上がった娘にボクは話した。
君は、ぼくらが望んで生まれてきたということ。
君の兄である男子ではなく、心から女児が欲しかったのだということ。
そして今、それが、女性であるということは言うまでもなく、それ以上に、性格や、顔立ち、気性、これまでの言動や所作まで全て含めて、望んだまま、ぼくら二人の間に居てくれたこと、望んで生まれてきてくれたのだよということを真剣な気持ちで、面白おかしくも真面目に気持ちを込めて話した。
それを聴いてくれたのは、今までの信頼関係があったからだということ。そこは自負している。
今までも折りにふれ事に際し話をしてきてきたけれど、改めて11歳の女性に伝えるだけの話ができたかは解らない。
解らないほうがいいなと思う。
でも解りたいとも思う自分もいる。
いわんや揺れ動くおっさんなのである。

こうして特筆してしまったが、これは娘を持つ父親であれば有り得ることと思う一方、同一の境遇にない方々らには、一つの通過点を迎える娘を持つ父の心情は、かくも特別なのであるとご理解いただければありがたいと思うのである。

以上、日付は変わったが、特異な事象につき取り急ぎ且つ酩酊ではあるが、床に入る前に書き留めておかねばならぬと思いしたためたに候。
niso13_478
女児@十和田
つか、100万円ケータイの人の作品としか覚えてないのですごめんなさい。