地元の高校に一流シェフが来るというので、おじゃましてきましたよ。
と言っても毎度のことながら、仕事の隙を縫っての写真撮影ですので期待しないで下さいね。
■鯖のマリネサラダ仕立て
講師はGINZA Kanseiオーナーシェフ坂田幹靖さん。
見た目通り、人当たりと口調は柔らかく優しいけれど、驚くほどの手際の良さや、忍者のように素早く鋭いコンロ間の移動などは、つい見惚れるほど。
やっぱり職人の動きは美しいものですね。
「これはトリュフのジュースです。8,000円くらいするのかな」ですって。ほえー。
jus de truffe様。ジュースと言っても、そのまま飲むものではないようです。ほえー。
■蒸した南部鶏 トリュフのスープ
で完成したのがこちらですが、これだけがなぜかメニューに記載されていなかったので、正しい料理名はわかりません。
主催したのは、一般社団法人料理ボランティアの会。
詳細はググって下さいなのだけど、ちらっとだけご紹介します。
合言葉は「美味しいものを食べて元気をだしてください」。
事務局の方に訊ねたところ、「『命をつなぐ食』ももちろん大切だけど、『楽しむ食』も大切だと思います。特に大変な思いをされている方々にとっては」とのこと。
■フォアグラのテリーヌ トリュフ添え
お金の話ばかりでごめんだけど、15万円/kgですってよこのトリュフ。ほえー。
もう少し会のことなど。
発足のきっかけとなった2005年の中越地震以来、一般的な炊き出しとは違うボランティアを展開してきたこの会。現在では本当に多くのシェフが参加しているようです。
また活動資金の集め方もユニーク。都内でもまずありえないこと(事務局談)だが、たとえばホテルオークラに、別の有名ホテル(競合なのに)の調理長7人とコックを集結させて、料理を食べていただく客500人規模のボランティア食事会とか。お金を出す側の客にとっても大満足で、それがチャリティにもなる。なんてグッドアイデア。
その裏側を考えると、その材料費や光熱費人件費、あと参加している間の自分の店のこととか、そういうものも含め見事なボランティア精神を持つ方々の集まりだと思いました。あとはプライドもあるのかな、いい意味での。
やー、勉強になりましたし、なにより楽しかった。
聞いたところによると10月頃にまた当地へ来るらしい。そのときは今回と全く違う企画なそうなので、次回もおじゃましたいと思います。
・毎日継続する炊き出しの大切さ大変さありがたさ。それも理解したうえで書いているつもりです。比較するものでもありませんし、どちらが優れているということでもありません。
・仕事の方は高校生を主体とした取材でしたので、勝手ながらこちらでは会を主に書きました。
・「目立つことが目的ではない」と会がいうように、このイベントのリリースは会が出したものではなく学校が出したものです。
09/04/2013 11:41
ほえええぇぇぇーーー!!
シェフの表情が素晴らしく素敵ですね♪(*^^*)
この前のお知らせの話にも通ずるのだけれど、
世の中に、(被災とかそういうことすべて含めて)ハンディキャップをおって生きる人たちが、
リスクがあっても叶えたい夢や日常や、そこで生き続けたい想いや、本物を知る機会や・・・etc.
そういう自由って誰もが同じように保障されるべきものであってほしいし、
それを支えてくださる方たちのこういった活動や想いには、本当に頭が下がります。
09/04/2013 13:07
追伸♪
ふるさとの素敵を、楽しく気負いのないスタイルで伝えられるにそ丸さんにも、もちろんのことです!!
09/04/2013 21:56
おっしゃるとおり! 自由が制約されることは残念なこと。現実ではたぶんにあるけれど、できるだけ解消される世の中であってほしいね。そしてこういった活動がちゃんと認められ評価される社会であるべきだと思う。
09/04/2013 13:36
ちょっと見ましたぁ?西瓜の画像!
すんごいですねぇ~ゲージュツですよ。ゲージュツ!
「美味しいものを食べて元気をだしてください」かぁ~もっと美味しいもの作れよ自分!!と反省中。(爆)
09/04/2013 22:03
やれフォアグラだトリュフだと毎日食べてれば絶対に飽きるし病気にもなっちゃう(笑)。
多くの主婦や母親は毎日食事を作ります。しかも一度ならず。
それだけでとんでもない愛情です。見返りを求めない愛。だから「おふくろの味」は一生忘れないのです。
口に馴染んだ味こそ、本当に美味しいのですよ。
09/04/2013 22:05
そうそう、スイカすごいよね!
頼まれもしないのにーというとこもまたかっこいい。
職人の粋、最高!
09/05/2013 20:26
いろいろな美味しいものに出会ってこそ、お母さんの料理や地元の食材・料理の素晴らしさに改めて気づいたりしますもんね~
高級じゃなくても旬の山菜とか今になって贅沢だったとしみじみ思います。
09/05/2013 22:09
あー、いいこと言うわー。ほんとその通り。
洋食和食とり混ぜて、しかもそれなりのものだとしても、毎食毎日外食は飽きるもん。それぞれの店の料理は美味しいのにね。
そして、そこに住んでいるから食べられる旬の食材ね、そうだよそうだよほんとだよー。流通に乗らないものを食べられるスペシャル感てのは、なかなか気づきにくいもんだよね。
わらびなんて食べても食べてもなくなんないくらいあるもんなぁ(笑)
ま た コ ゴ ミ か !とか。
これからはきのこだね。ボリくいたい。大根おろしとあわせたヤツ。サンマの刺身も飽きるまで食べたるわ。
次に来た時こそ飲もうぜ!ンマい田舎食材を肴にさ。