とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


10件のコメント

ぶらり大浦 ─前編─

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今日のぶらり旅は山田町の大浦。
以前取材でおじゃましたとき、まちの佇まいに一目惚れしちゃって、今度はカメラを持って来たいなぁと思っていたのでした。

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美しい大浦港を見下ろす坂の町に、800人ほどの人が暮らしています。
ここも例外なくたくさんの家屋が流され、尊い命が犠牲になりました。

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命を奪った海だけど、命を与えてくれる存在でもあるのです。

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坂のおかげで助かった家も多い。不便に身を助けられるってのは何度か聞いた話です。

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不便もひっくるめて古いものを愛せる人達が共存していけるまちの価値ってもんを思う。

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「不便」と何度も言ってしまったけど、そんなのはそもそもここに住む人達は感じていないのかも。うんそうだな。大きなお世話でした。すみません。

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と同時に、ここを訪れている間にぼくが感じた「時がゆっくりと過ぎてゆく」感なんてのもないんだろね。
そこであたりまえに過ごす日常と、それをなにとも比較しないということが、その土地で活きるということだと思うんだ。

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朽ちかけたものを無理に壊さなくていいということ。それはすなわち、そこに暮らす人と土地の持つ余裕なのではないだろうかね。

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今ぼくが住んでいるまちも立派な田舎です。でも生意気にもそれなりに忙しく、そうそうゆっくりとした時間を持つことはなかなかできないのです。
この日も制約のある時間の中で散歩をしたんだけど、あまりに気持ちよすぎてあっという間に時間がすぎてゆくんだ。ゆったりとした時間の流れを感じたのになあ。

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幸せとか価値観とか、そんなありきたりな言葉が脳みそに浮かんだよ。

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意識すらしないほど自然に、いつだって周りを満たしているんだよね、自分の大切なものってのはさ。
当たり前すぎて刺激はないんだけど、ちゃんと気づいてあげなきゃって思った。でないと、なんかさ、バチが当たるとか、憂き目を見るというか、そういう天に唾する的な身から出た錆というか、自分のせいで!って日が来る気がする。全然説明になってないけど。
ま、きっと、こうして頭で考えているうちはまだまだなんだろさ。