とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


8件のコメント

死ぬまで。

死のうと思ってたけど、夏物の着物をもらったから、夏までは生きとこう。

これってなんて本だったっけなぁ、太宰治っぽいけど。
と車の運転中にふと思い出してからずっと気になっていたんです。
でも家についてご飯食べて風呂入ってとかしてたらそんなのすっかり忘れてしまってて、所詮人間ってこんなもんだよなぁと可笑しく思ったのでした。
でも本当は加齢によって進行した物忘れだってことは解ってます。解ってます。

んで思い出したのでググってきました。
本といえば本でしたが、短篇集の中の一つだったようです。
せっかくなのでコピペしときます。一節ですが。

死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物一反もらった。お年玉としてである。
着物の布地は麻であった。鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。
これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
──太宰治短篇作品集『晩年』より『葉』

やっぱり、人間ってこんなもんだよなぁ。
niso13_994
あー、こんなのを思い出したぼくだけど、死のうだなんてちっとも考えておりません。体も心もすこぶる健康です。
写真もいつだって暗いもんばっかりですが、とても明るい社交的ないい子です。
きっちりちゃっかり、死ぬまで生きます。
うんこちんこ。