釜石市と遠野市にまたがる「仙人峠」という峠の途中にある沼に立ち寄った。
何度か来てはいるけれど、いまだになんて場所なのか知らない。
もしも仙人沼とか地元の人が呼んでいる名前があるなら知りたいもんだ。
といいつつグーグル先生に訊いたところ、「早瀬川足ヶ瀬砂防堰堤」というらしい。
通称「足ヶ瀬砂防ダム」と。さすが先生だ。
行ったのは先週。そこそこの標高なはずだけど、紅葉はまだ先だな。
この台風27号が過ぎたあたりには紅葉になっているかな。
青空を背負った紅い山が映る水面も観てみたいと思うけど、きっと行けないだろな。
そんな口惜しさのせいもあるのか、気がつきゃグリグリ加工のオンパレード。たまにゃいいかと垂れ流してみる。
けっこうな枚数且つ自己満足(いつもだが)の極みなので、閲覧疲れにご注意下さい。
これだけ見ると沼だよな。でも砂防ダム。
そういえば「ダム湖」とはいうけれど「ダム沼」は聞いたことがないな。
でも沼と呼んでしまおうそうしよう。
立ち枯れした木々がこの沼の特徴。
一番上の一枚目の写真は、ほぼ無風の中で撮ったもの。
風が水面を揺らすとこんな感じになります。
水辺なのに荒涼としているのが不自然な印象をくれる。でも自然。
なんもいじらなくても成立する風景を、わざわざグリグリにいじる快感。
足を付けられた蛇は迷惑極まりないだろうけど、たまには遊びたくなるんだよ。許せ。
霊だのおばけだのに対しては、見たい会いたいと思うことこそあれ、恐怖という感覚はない私ですが、ここは恐ろしかったのです。
それは、この場所のせい。
雰囲気とかそういうことではなく、なにかあったら助からないだろうという恐怖。
長靴のスネまではまるグッポグポのドロ沼であるということと、人気の無さがそうさせる野生動物活動し放題感のせい。
冬場は難所といわれる仙人峠ですが、二つの市をを結ぶ道路であり、それなりな交通量はありました、10年前までは。
しかし2002年頃に超快適なトンネルが開通しまして、この沼の付近の道は旧道となりました。
この沼はその旧道の脇に位置しておりまして、人はおろか自動車の行き来もまばらな場所と相成りました。
そんなわけで、グッポグポの泥沼にグッポリはまって動けなくなっても、野生動物に蹂躙されようとも、独り。
この写真の足跡は全て野生動物のそれです。
ちなみにですが、わたくしのDoCoMoガラケーは、眩しいほどに圏外を表示していたことを付け加えます。
動物の知識は皆無な私ではありますが、動物園でもテレビからも聞いたことのない鳴き声やら咆哮やらがひっきりなしにディレイしていたこともまた付け加えるしだいです。
そんなわけですが、こうしてのうのうとブログの更新ができておりますので、生還したことは間違いありませんので悪しからず。
話は変わりますが、この写真を撮った日に始まったことがあります。
とか、いきなりクイズ形式されるとイラっとくるのは私だけでしょうか。
単純に年齢をたずねただけなのに、いくつに見える~?と、手垢でカッピカピになった質問返しなどもってのほかです。
訊ねた出身地に、どこだと思う~?というヤツなんかは、急いでいる時に限って信号がみんな赤の刑です。
たまに撮りたくなるよねー、こんな写真て。
撮ったところで、なんにもならないと相場は決まってるんだけどさー。
そろそろおしっこ出さないと漏れそうなので、このへんで終わりましょう。
長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。
あーおしっこおしっこ。