ティーバッグが正しいんですけど、ティーパックと言うのも(納得はしないけど)まぁしゃーねーか、と思います。ここは日本だし、和製英語ってことでね。
でもティーバックはねーよ。
目では楽しめるけど、飲むのはカンベンっす。
さて、ここ数日の寒さのせいなのか、どうにもお腹がゆるうございまして。
ゆるうございましてというより、もはや梨汁ナントカみたいな感じですけど。
かの如き日々にございますと、My下のおちょぼ口もやさぐれ気味にてあな痛し。
そんな時に限って目に遭いますね。
外出先で入った個室のウォッシュレットがもーなんつーか水遁剛破水流。
「ビーーーーーッ!!」って。
岩石にすら穴穿つであろう暴流が俺の荒れたデリケートゾーン直撃ス。
「ビーーーーーッ!!」って。
眉毛が上がりました。EXILEのサングラスじゃないほうのヴォーカルよりも上がった。
すぐに、反射的に慌てつつ止めはしましたが、でもやっぱちゃんと洗いたいじゃないっすか。
でー、水勢を調節すべくコントロールユニットを見ると、ダイヤル式なんです。
ボタン式の〈弱・・・・・強〉こんなんじゃなくて、アナログなダイヤル式。
これを最弱方向に止まるまで回しまして、改めてスイッチオン。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
あー、放水部の洗浄ですね。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
待てど暮らせど来ません。待人不来。
身体を前屈させ、首をぐぐーっと曲げて、両股の間から覗き見ますと、温水は出ています。1cmほど。
どうやら放水部の洗浄ではなくて、これが最弱のご様子です。
これは届きません。届く気配もありません。まるでキミへの想いのようですララルララ。
どんだけ弱だよ。
しかたがないので、アナログダイヤルを中程までまわs
「ビーーーーーッ!!」
ひぃっと声が漏れます。剛破水流なので。
また慌てて最弱に戻します。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
キミへの想いですねわかります。
今度は慎重に、ゆっくりと、精密機械のオペレータの如く指先に神経を集中させてダイヤルを回しましょう。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
5度回転。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
まだ届かぬ。
10度回転。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
まだだ……。
15度……どう……だ……。
「ヂョロヂョロヂョロヂョロ……」
なぜ……届かぬのだ……。
20d「ビーーーーーッ!!」
剛破水流が生じさせるTAKAHIRO眉毛。
なるほど、アナログなダイヤル式と見せかけておいて実際は二択と。
喩えるならば、ヒーリングミュージックフェードアウトしつつのデスメタルフェードインと、なるほど。
って、極端すぎるわ!