仕事柄、まぁそこそこのモニタを使っています。
それでも液晶なので、単色ベタでも若干グラデーションがかって見えます。
チルト機構が付いていますので、仰角は変えられるのですが、
調整したところで画面上部と下部とでは濃淡が違って見えてしまいます。
さっき作業デスクを掃除し終えましたら、どうもチルト角が変わってしまったようでしたので、
フォトショップを起動させ、画面いっぱい橙色で塗りつぶしまして、ささっと角度を決めました。
そうして仕事を始めたところ、どうも角度が以前とわずかに違うようで、
なにか違和感とストレスを感じたのでした。
とは言え、作業には差し障りの無い程度ですので、
このまま使い続けていれば、おそらく今の角度に慣れてしまうのだと思います。
しかし、デスクを片付けた流れもありましたので、今一度角度を調整することにしました。
今度は桃色で塗りつぶしてみました。意味はありません。
そして奥に傾けたり、手前に起こしたり、座りなおしたり、首を上下させたり。
なかなかの挙動不審げな動作を幾度か繰り返しましたが、どうにもしっくりきません。
今思えば、掃除直後の橙色時代のほうが、まだ良かったように思えました。
「元に戻そう」
そう判断した瞬間です。
驚くことに、調整用に塗りつぶしていた桃色の画面が真っ白に変わったのです。
画面だけを凝視していましたので、一瞬何が起きたのかと驚きました。
しかしすぐに気づきました。
元に戻そうと思ったと同時に、脊髄反射で左手がCtrl+Zをしていたのだと。
第291話「モニタに老いを教えられたでござる」の巻でした。
12/10/2014 12:29
WinではCtrl+Zなんですよね。
Macは⌘+Zです。
以前Winを使わなくていはいけない環境だったときこれが一番苦労しました。
Macで⌘の位置にWindowsロゴキーがあるので気づくといつもスタートメニューが出てて?状態。
慣れしたんだ環境というのはなかなか抜けられないものなんだと実感しました。
nisomaruさんも思い切ってMacにしてみては。
かなり脳が活性化されますよ♪ 非常に疲れますが。
ちなみにだんな様は時折人生を⌘+Zしたいとつぶやいております…
12/10/2014 15:20
だんな様のつぶやき、大いに同意です。
というか、日常的にかなり頻繁に思っています。
右折するところを左折した時とか、撮影でマズった時とか、二日酔いの朝とか、もう条件反射的にundoしたい病。
でもほら、愛する家族と家庭を築けたのだから、人生は戻さず、⌘+Sでいいじゃん♪てことで。
実はね、Power Mac7200~9600~iBook Clam shell~Power Book G4 Titaniumと乗り継いでるのよ。
そのうちイラレもフォトショプもWindowsでできるようになって、印刷屋もWindowsに対応して。
一番は本体価格の安さに負けたってのが大きいんだけど(笑)。
やっぱり乗り換えた頃は、ショートカットに慣れないし、マウスボタンは一個で充分なのに!と思ってましたよ。
デザインの優れた製品は、優れた仕事を生み出すと思っているので今でも欲しいんだけど、アプリケーションも揃えなおすことを考えるとねー……。
12/23/2014 14:15
にそまるさん、Mac使いでもあったのですね〜。
今はフォントもアプリもクラウド化されちゃって年間契約とか。
どんどんややこしくなってきてます。
腕の立つ職人は最新の道具がなくても素晴らしい仕事をします。
が、私は腕の立つ職人ではないのでやはり新しい道具が欲しい。。
12/25/2014 09:34
ねー。
ネットに繋がないで使っているPCはどうすんだいって感じなんだけどなぁ。
事実はそんな環境のほうが少数派だから、しかたないかーと諦めてますが、たまに繋ぐとありとあらゆるアップデートをしなくちゃなんなくて大変す。
サンタさんへ
新しい道具をいっぱいください
12/12/2014 10:11
感慨深いお話でございました。
私めも、日々いろんなものに「老い」を教えていただいております(*^_^*)
12/12/2014 15:54
いいもんですよねー、老いを教えられる日々。
抗っても仕方がないと知った数年前から、それを楽しむ方向へ思考回路を改造しております。
ビバ!老い!