とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


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餞。

今夜は記者クラブの送別会でした。
どの社も1~3年ほどで異動して行く一方、転勤のない私にとっての送別会は、ひたすら送り出すだけでして、思えばそれを20年以上続けてきたことになりますが、この今の自分の位置づけは気に入っています。

NHKだけは決まって1年で入れ替わります。さすがに1年だけだと特別な感情も湧きません。
でも4年とか時には5年も当地に居た人が転勤するとなると、やはり寂しさはあります。特に震災時とその後数年を一緒に歩いてきた人には、戦友などという言葉を使いたくなったりします。

今回の主役は、2013年の9月に赴任してきましたので、2年は経っていません。
赴任当初から愚痴っぽくて、カラ文句の多い人でしたが、そこに暗さはなくて、愚痴なのにカラっとしているというのか、つまりは一般的な湿度のある悪口陰口ではなくて、記者なら誰もが感じてはいるけれど言いにくいことをサラっと言えて、罪がない感じのする不思議なキャラクターでした。
そんなこともあってなんだか印象深い人でしたので、短い期間の関係ではありましたが、今夜は少々感傷的になりました。
彼女の洋々たる前途を祈りつつ餞の言葉を述べてきましたが、私などの言葉など要らないほどに、カラッと爽やか且つ堂々と記者人生を歩いてゆくものと思いますし、そうに違いないと信じています。
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余談ですが、当地の特徴として、赴任してきた人は、必ず体重を増やして去っていきます。
それだけ食べ物がうまく、暮らしやすい土地である裏付けなのではないかと思います。
もしもあなたがお勤めの会社の異動候補地に「岩手県宮古市」を見つけたなら、どうぞ安心して挙手してください。
本州最東端の地にてお待ちしております。