とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


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あゝ遠野。

半強制的に半仕事半休日をゲットさせられた半人前の私は、半分本気でカッパに会うため、遠野市へぶらり旅決行しましたよの巻。

前日にYahoo!天気が言っていた雨予報はどこへやらの明るい曇り空。幸先が良いではないか。さあ行こう、と出発したものの、ケータイとiPodを家に忘れたことに気づき20分ロス。
その後は実に順調な道中。国道45号から国道340号へ。三桁国道万歳。
柳田國男の遠野物語は20ページも読まずに閉じたっけなぁ、なんて思いながら遠野へ抜ける立丸峠を登っていたらエンストした。幸先の良さ終了。
JAF呼んだって軽く1時間はかかるなぁ。なんとか転回して峠を下りつつ押し掛け状態にならんかのう、とかうだうだしながらなめこを収穫したりねこを増やしたり宇宙人にアパートを貸したりしてたらエンジンかかった20分後。やたらと「20」がまとわりつくが、まぁ良しとする。

無事に目的地である道の駅遠野風の丘に到着。さっさと仕事を済ませる。30分はかかったけれど、話の流れもあるし20分で完了ということにしよう。

さーて、あとは自由時間。
仕事が早く終わったのは計算外だったが、別にアゴアシが出るわけでもないからいいのだ。てことでまずは桜の名所福泉寺へ。
前の日に見た桜の開花情報どおりの見事な三分咲き。本堂前なんて一分咲き程度。見頃は来週かなぁ。
福泉寺に鎮座する日本一大きい木彫り観音は、相変わらず見事な4頭身っぷりだった。毎度不謹慎ながら、ちょっと笑ってしまう。

淡い期待の「桜vs福泉寺」がダメだったので、とっととカッパ淵へ向かうことにする。
道すがらに設置されている注意書きは「スピード落とせ」や「横断者に注意」ではなく「カッパに注意」だった。日本広しと云えども、こんなの遠野だけだろうて。

カッパ淵は常堅寺に隣接する。近くに駐車場はないので500mほど歩くことになるが、道端を彩る野花と郷愁を誘う風景に退屈することはない。ちなみにキリンの一番搾りとれたてホップの収穫地はこのあたりなのだ。収穫前の夏に見られる緑のカーテンは目に涼しく、これまた好きな風景である。
到着した常堅寺もまた一部咲き。桜満開の遠野に会えるのはまた来年以降となった。来年こそはよろしくお願いします、とキメラ的カッパ狛犬さんにお願いをしつつカッパ淵へ。

二代目カッパおじさんとお会いするのは今日が初めて。曰く「連休中に桜がここまで咲がながったのは初めでがも知んねぇなぁ」。それだけ今年の遅い開花は特別なのだろう。
観光地にも関わらず案外空いているのは連休最終日だからだろうか。それでもカッパ釣りの仕掛けづくりと観光客への対応に忙しそうなカッパおじさん。そういえばこの「カッパおじさん」はニックネームではなく、職名とのこと。確定申告のことを思ってちょっと笑った。

民話的な、不思議な怖さが漂っていた初代カッパおじさん。彼も雰囲気があって素敵だったが、この二代目は、とても仕事とは思えない、どう見ても趣味にしか見えないのんびり感や柔らかさが素敵すぎ。まさに好々爺。
そんなこんなで、ぼけーっと川を眺めたり、おじさんとの会話を楽しみながら、小一時間ばかりのんびり気分を満喫したのだった。

エンストが怖いので、帰りは峠道ではなく平坦な釜石経由で。
桜はイマイチ、カッパにも会えなかったけど、結局予報の雨も最後まで降らなかった。
カッパおじさんが別れ際にくれた「幸運の名刺」のおかげもあってか、無事に帰り着くことができたし、トータルでは良き小旅行であった。
もひとつくらい「20」がらみのナニかがあれば……とは言わないでおこう。


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予断。

だまっていると居眠りしてしまいそうだ。
そんなこと言ってないで仕事しろって話だが、眠いもんは眠いのだからしかたがない。
それもそのはずで、ここ一週間ばかり、まともに眠れていない。
もー、春眠のばか。

さて今日のスプリング・エフェメラルをば。
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ニリンソウさん。
若い葉は山菜として食べられるー、ふむふむ。
しかし、トリカブトと似ているので注意、と。そりゃ大変だ。
そんなわけでニリンソウの花言葉は「予断」です、ってホントなんだろか。

辞書によると
【予断】 [名]前もって判断すること。予測。
なるほど納得。

ちなみにニリンソウって、全部が二輪ずつ花をつけるわけじゃないんです。一輪だけも結構あります。
そして、写真のは解りにくいけど三輪。
むぅ……三輪ですか。
侮れないっすね、花言葉。

ひとつおまけを。
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カタクリとニリンソウ、二大スプリング・エフェメラルの共演。
みなさん、よいゴールデンウィークを。


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毒婦。

君と初めて出会った春の日、ぼくはひと目で心奪われ、呼吸を忘れた。
何度か逢瀬を重ねるうちに、本当に呼吸が苦しくなった。
それだけではなく、胸が、いや、心臓も痛くなってきた。

そうだ、病院へ行こう。
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シロヤブケマン
ムラサキケマンの白花種
有効成分プロトピン配合
効能:嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺

かわいらしい春の野の花です。


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でもね、たぶん、きっと

老害上等なネタをば。

海に向かい合うと、なぜだか80年代の曲が頭の中で鳴り出す。
その中で常連なのは、レベッカのロンリーバタフライ、松田聖子の夏の幻影(シーン)、大沢誉志幸のそして僕は途方に暮れるなどだが、この写真を撮った日に流れてきたのは、PSY・Sのレモンの勇気だった。

そういえば以前に思い浮かんだけれど題名が思い出せない曲があった。
薬師丸ひろ子の歌で「あんなに激しい潮騒が あなたの後ろで黙りこむ」で始まる曲だった。
それをさっき思い出したのでつべ行って来たんだが、あの頃はそんなにそんなに好きでもなかった薬師丸ひろ子ってば、いい歌手だったんだなーって、今更ながら思い直したところ。

果たしてそれは「探偵物語」だったんだけど、判明したその後も彼女の曲を貪ってきた。
セーラー服と機関銃やメインテーマ、Wの悲劇といった映画主題歌も、当時とは違った感じで聴くことができた。
大滝詠一や来生たかおだったんだなぁ、作曲陣。
そして、元気を出して(竹内まりや)、時代(中島みゆき)といったカヴァーもよかった。

TSUTAYA行ってくるかのぅ。
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TSUTAYA行って借りるのは、大滝詠一と竹内まりやであって、薬師丸ひろ子は借りないというね。あでも当時の角川映画は借りちゃいそうな悪寒。


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天国までの74マイル

海と踏切が一緒にいる風景が好きで。

眺めていると、なんだか胸がぎゅっとなる。
でも、子供の頃に見た原風景というわけではない。
なぜなら、宮古にほとんどないから。というか、ぼくが知らないだけか。
だからこの感情は憧憬(しょうけい)からくるものだと思う。

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今度は日の出を見に来よう。120kmの道のりはなかなかだけど。
JR八戸線大浜通踏切