とねりの庭

下々ノ者ノ下ノ庭


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ああ、ああ

適当な写真がなかったので、ウソ被害が無かった2012年の桜を置いておきます。チンして食べてね。
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今日宮古市の気温は30度近くまで上がったらしい。
そんな日にぼくは最高気温25度の盛岡市にいて、しかも検査のために陰気な病院の中だった。
あっちーなーおい!と笑いながら太陽を見上げたかったぜぃ。
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ちなみに検査の結果、経過は良好で、週3回の注射が週2回に減りました。
ビール飲んじゃったぜぃ。
ちなみにをもひとつ、今日のタイトルはサラ・ブライトマン/ジェフリー・パーソンズの名曲から勝手に拝借しました。
好きなんですごめんなさい。


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月と石。

食事中の方または尾籠なハナシに不快感をおぼえる方はお読みにならないで下さい。
そして長文でありながら非常にくだらない私事であることを予めお断りしておきます。

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先週土曜日のことです。
生まれてこのかた、便秘とはほぼ無縁な人生を送ってきた私ですが、この日の朝はいつもの半量ほどしか出ず、終わった後もなんだかお腹が張るような、ガスが溜まっているような、どんよりお腹でした。

便意はありまして、会社のお手洗いへ何度も籠もり、うんうん唸りつつも何もお出になられませんでしたので、実力行使じゃい! と痛いお腹をさすりながらドラッグストアで購入してきたイチジクさんを初投入してみましたが効果なし。一箱2ケ入りでしたので、めげずに残りを即再登板+10分我慢するも敵陣に変化無し。

そうこうするうち時はランチタイム。幸い食欲はありましたので、腹いっぱいおいしく食べます。下からがダメなら上から押してみよ作戦の決行でしたが、食後1時間経ってもドスンと居座る腹痛と便意は変わりませんでした。

午後3時。仕事は山ほどありますが、お手洗いへ通わなければならないし、仕事への集中が続きませんので、早退することを決めました。一度目とは違うドラッグストアから、本日二箱目のイチジクさんを仕入れたのち帰宅します。なぜ違うドラッグストアかというと、レジの女性に「マニアの人」と思われたくないからです。

ヘロヘロで帰宅してバタリと横になりますが、お腹が張って張って仕方がないので、本日の3本目と4本目のイチジクを2本続けてゴチになります。
ひたいに脂汗を浮かべながらヒーヒーフーのラマーズ法で4分待ちます。我慢には逆効果の呼吸法だったかもしれませんが、4分持てたのは上出来。しかし出ズ。

時刻は4時。発現から6時間経過しても収まる気配を見せない腹痛。頭のなかに「病院」という単語が何度となく浮かびますが、今日は平日ではなく土曜日。もっと重篤な他の急患が居るであろうに、便秘ごときで行くわけにはいかぬ。が、ムリ。もームリ。一刻も早く病院へ行き、野太い業務用浣腸を打って欲しいの! と私の内側からマニアの人っぽい懇願が聞こえます。
今思えば、なぜこんなに浣腸にこだわったのか便秘だと決めつけていたのか全く理解できませんが、その時は本心でしたので、おそらくはすでに冷静さを失っていたのだと思われます。

かくして県立病院の救急へ着きますと待合室には3組のみ。あまり迷惑を掛けずにすみそうで一安心しました。
当番の男性医師にこれまでの経緯を説明し、腹部触診ののちCT撮影を受けました。CT技師が胸元のゆるい仕事着を着た若い女性だったので、彼女が前かがみになるたびに、お腹の痛みを少し忘れそうになったのは秘密です。

現像が済んだCT画像を前に当番医から説明を受けます。
「この黒い部分がガスですね。でーこのあたりが便です。量は多くありませんが、おそらくこれが出れば楽になるのかもしれませんね。浣腸しましょう」
業務用キタ━(゚∀゚)━! これで楽になれる! との歓喜を抱えながらベッド付きの大きな個室トイレで禍々しいほど野太いヤツを頂きました。できるだけこらえてから出すが吉とのことでしたが、こいつがもたらす「出したい感」たるや、さすがプロ仕様と唸らされました。
これだけ辛い思いをしているのだ。きっとこの山を乗り越えたのちに我が眼下に広がる景色は、夏の日差し降り注ぐ霧ヶ峰のそれの如く、ひたすらにどこまでも爽やかなのであろう、と出す前から苦しみの先にあるはずの恍惚に身を捩るのだった(なんだこれ)。

まさにスローモーションのように動く分針を睨みながら耐えること3分。もう1分2分待ったほうがいいことはわかっていましたが、そんなもんムリ。もうだめもうこれ以上ムリですカンニンや……堪忍やー!
と果てるアタシ。

私の名を呼ぶドアの向こうの看護師にどうだ出たかと問われましたが、出ませんと落胆100%の声色で答えるのが精一杯。むしろ声が出ただけでも上出来な絶望感。
もう少しがんばってくださいねとかなんとか言い残して看護師は立ち去りましたが、言われずともがんばるしかないのでして、そこから40分ちょい奮闘しましたさ。

治まる気配のない痛みに疲れ果てたとき、ようやくのことです。ひょっとしてこりゃ、便秘じゃないんじゃないかしら、と疑問をいだいたのは。遅っ!
豪華個室浣腸部屋を出て、三度救急診察室へ入りますと、血液検査をしたいとのこと。持ち前の慢性肝炎がらみではないという確信はありましたが、ここまでしつこい腹痛は正直不安。ゼヒゼヒでお願いしました。というか、この痛みから早く開放されたいの一心でしたが。

処置室のベッドで採血を済ませましたが、結果が出るまでに1時間掛かるとのことでしたので、このまま横にならせてもらうことにしました。この頃は腰も痛く、腹痛と併せて、とても寝られる状態ではありませんでしたが、当番医に名前を呼ばれ目覚めました。結局寝てたんかい。
血液検査の結果が出たら私の主治医が診てくれると当番医から告げられました。今日イチの安堵です。持つべきものは信頼できる主治医(女医)ですね。
安心してもう20分まどろみました。

私の名を呼ぶ声にまぶたを開くと、My女医が立っていました。その立ち姿は、さながら後光を背負った女神様。ありがたやありがたや。アラフィフの女神様ありがたやありがたや。
「痛む場所が場所だったので膵臓が心配でしたが、血液検査の結果を見る限り大丈夫そうですね」
別室で説明を受けます。膵臓て……膵臓じゃなくてよかったーマジでマジで。
「で、CTを見るとー」
マウスホイールを上下に回すクリクリ音に合わせて、ボクの下半身画像が、内蔵ちんこ内蔵ちんこ内蔵ちんこってなってんなー、おもしれーなー、とかボケーっとしてたら、
「ここ!」と女医。
「白いのが、石です。ニコ」
顔は笑ってなかったので、ニコは2個のことだったか。
「これが腎臓から出ているの管に詰まってます。そうなるとおしっこが送れないので腎臓が腫れて痛くなります」
そう言ってさらに腎臓の輪切り画像を見ますと、なるほど右の腎臓に比べて左の腎臓は一回りBIG。
後ろを向かされて、腰を叩かれますと、右はなんともないのに、左を叩かれると痛え痛え。
「ということで、尿管結石でした!」
おめでとうございます! と続きそうな言い方がなんか和んだ。やっぱ好きだわこの先生。
どうやら幸いなことにふたつとも小さいし、膀胱にあるひとつは間もなく落ちて(排出されて)、痛みの原因になった尿管の結石も数日中には落ちるでしょうとのこと。

薬局の時計を見ると9時を回っていた。
一生分打ったかもしれないあの浣腸がムダだったことや、CT画像を見ても気づけなかった当番医のことを思ったら笑えてきた。
と同時に、
──石が出やすくなる薬と痛み止めの座薬、そして週明けの泌尿器科デビューのお知らせを授与されて病院の自動ドアを出ると、今が本当に4月なのかと疑いたくなるような冷たい夜風と、間もなく食の最大を迎える月が私を出迎えてくれた──
なぜかブログの結びだけが降臨したのでした。

追伸
4月8日、泌尿器科デビューするも、すでに石はふたつとも旅立ちの後とのこと。
全然気づかなかったなあ。尿道イテテテを期待していただけに、ちょっとさみしい気持ちになりましたとさ。

くだらない私長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。


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よいお年を。

この世界は美しい。
若い頃は気づくことができなかったことのひとつです。

加齢とともに体は衰えたけれど、
生きていることがたのしく、日々を愛おしく大切に思えるのは、今です。

また一年が過ぎますね。
そしてまた新しい一年がやってきます。
ひとつ若かった今年よりも、
ひとつでも多く「ありがとう」と言える一年であるように。

皆さま、今年一年大変お世話になりました。
来る新年が皆さまにとって、より希望あふれる一年になりますように。
どうぞよいお年をお迎えください。
今年最後の、今年最大音量のありがとうを、皆さまに。
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本紅白の私的MVPは椎名林檎で。


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トシノセ。

恋人たちのスペシャルデーである24日は医大に行ってきました。
片道二時間半のバスの旅。ああなんて素敵なイブでしょう。

セクシーボイスの美人アラサー超音波検査技師にヌルヌルをヌリヌリされて、
「吸ってぇ~ん」とか「ふくらませてぇ~ん」とか言われ、
さらには、えびぞー似でいい声の若手イケメン担当医と個室に二人きり♡
別れ際には次に会える日を約束してきたよ。

さて翌日クリスマスの朝のこと。
部活だという娘を学校まで送り届け、出社まで時間があるので一旦帰宅。
こたつに入りながらくしゃみをひとつしますと、久々のぎっくり背(4年ぶり3度目)。
予想もしていなかった悶絶のクリスマスプレゼントに声も出ません。
微動だにできず、息も絶え絶えになりながらも、「ギックリスマス」とか「歳の背」とかダジャレが浮かんでは消えるハッピー脳に幸せと感謝を☆

幸い今回は比較的軽いぎっくり背のようで、本日26日現在の感覚だと、大晦日には完治している予感。
今年の汚(ケガ)れ今年のうちに、ってことでよろしくお願いします神様。
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新年は笑顔で迎えましょう。


18件のコメント

1720(4)

(4)迷わず行けよ行けばわかるさ。

個人病院から県立病院への昇格が決まった。
翌日からの一軍ベンチ入りに下準備なしで臨むのは失礼かと思い、肝炎について色々と調べてみることにした。
結城貢似のかかりつけ医には急性肝炎と脂肪肝、二つの可能性を示唆されたのだが、今回脂肪肝については一切調べなかった。酒も脂肪肝の原因にはなることは知っているが、私の食生活と酒の量が脂肪肝に直結するとは思えなかったからだ。

それにしてもだ、結城先生の気まぐれ(失礼)がなければ、発見はずっと遅れていたことは確実。こういう”たまたま”も含めて「名医」というのかもしれない。
肝臓の病気につきものの黄疸も出ていない初期(きっと)のうちに発見してくれた結城先生、ありがとう。
付け加えるが、彼(とんでもなく大先輩だが)とは長い付き合いであるし、診療以外でもよく話すくらいの関係だ。持つべきは親しくも優秀なかかりつけ医であると言っておこう。

さてせっかくなので、けっこう身近な病気であり、今ちょっとした話題にもなっている肝炎についてポイントを書き出しておくことにする。なお個人の見解がたっぷり含まれていることを予め断っておく。

▼TVCMでもやっているが、定期的に肝炎検査は受けておこう。
沈黙の臓器と言われるように、異常があっても自覚症状はほとんどない。そして痛くなった時は手遅れの場合も多々ある。
AST、ALT、γ-GTPなんかは、普通の健康診断でも必ずと言っていいほど調べられる項目。肝炎検査でなくても定期的な健康診断は受けるべし。

▼急性肝炎に気づくのは、黄疸が出てからが多い。
疲れやすい、だるい、食欲減退。肝炎の始まりはこんな。
そんなのは珍しくもないから、放っときがち。黄疸にでもならないと病院に行こうとは思わないもの。だから検診へ行こう。
参考までに私の場合はー。
やたらと眠いと感じることが多くなったのはここ一週間のこと。これが倦怠感だったらしい。どんだけだるいかというと、プール授業の後の公民の授業くらいだるい。
おしっこの黄色みが濃いーというか茶色っぽいかなぁと思ったのは二日前。これは胆汁流出障害だろう。
食事がいつもの半分しか食べられなくなったのは3,4日前。これまさに食欲減退。
酒を飲むと、30分くらいでふらりとする。なんか変な酔い方? あまりうまいとも感じない。肝臓が元気ではなかったせいだと思われる。
長い付き合いの腰痛がひどくなり、とうとう知り合いの接骨院に通院しはじめたのもだいたい二週間前だった。そして痛むのは右側だけ。ネットで腰痛と肝臓の関係を調べてみたら、末期とか極期とかという文字が出てきた。だからこれは見なかったことにする。

挙げたすべてが「思い返せば」「今思えば」であって、その時はあまり気にもとめなかったことばかりで、腰痛を除けば病院に行こうだなんて思いもしない程度の症状である。
だからしつこく言う。検診行けよ。

▼全ての肝炎は空気感染しない。
肝炎の多くはウイルス性肝炎である。有名な「B型肝炎」「C型肝炎」もウイルス性肝炎。しかし空気感染はしない。くしゃみの飛沫でも感染しない。むやみに怯えたり過剰に防衛しようとするのはナンセンスであるが、不用意に自分以外の血液に触ったりすることは避けよう。

▼劇症肝炎となれば70~80%が死亡するが、その確率は低い。
肝炎ウイルスへの感染が劇症化すると劇症肝炎となるが、数ある肝炎ウイルスの中で比較的劇症化しやすいB型肝炎であっても1%に過ぎない。A型で0.1%、C型からの劇症化はほとんど見られない。

▼急性肝炎はほとんど治る。しかし慢性化させないこと。
まず、肝炎の経過を理解しよう。
急性肝炎→慢性肝炎→肝硬変→肝ガン
全てがこのとおりではないが、大切なのは急性肝炎から先に進行させないこと。理由はふたつ。
ひとつめは、急性肝炎は治りやすく、慢性肝炎はやっかいだということ。
ふたつめは、慢性肝炎になってしまうと、急性肝炎には戻れないということ。
急性肝炎からいきなり肝硬変や肝ガンになることはほとんどないので、急性肝炎のうちにしっかり治療することが大切なのだ。

以上。
急性肝炎は安静と食事で治る。
しかし何度も言うが自分では気づきにくく、発見が遅れがち。70%の肝炎は慢性化してから発見されるというデータもある。
急性肝炎のうちに発見できるように、定期検診なり肝炎検査なりを受けよう。迷う必要はない。

さてさて、直前の記事で「アルコール摂取による急性肝炎だと思った」と書いたのだが、どうもそれは違ったようなのだ。

それは、AST(GOT)とALT(GPT)の割合からの推測。
アルコール性の場合はALT<ASTとなるのだが、私の場合はALT1720に対してAST859と、ALTのほうがASTより倍ほど多い。そしてγ-GTPも859ではあるがまだ三桁。これによりアルコール性とは違うのではないかと考えたのである。
とはいえ、どの数値も笑えるほど高いので、それが果たして当てはまるのかどうかはわからない。

もしもアルコール性でないとなれば、やはりウイルス性だろう。自己免疫性は考えにくいし、アレグラしか飲んでいないのだから薬剤性の肝炎てのも除外でよさそうだからな。

……ん?
ちょっとまてよ。
今常時服薬しているのはたしかにアレグラのみ。だがそういや違うの飲んだな。
そうだ。アレグラを切らして市販薬を買ったのだ。「アレルギール錠」。
飲みだしたのは……たしか、二週間前くらいじゃなかったか。

(5)につづく
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このネタまだ続くのかよーって感じだが、なにせネタがない。
でー、次回からようやく県立病院篇なのだが、すでに十日ほど遅れて記事を書いているため、記憶が曖昧になりつつある。
それでも思い出しながら文字に起こすのは脳トレになるらしいので、それもまたよし。
そんな矢先だが、明日から収監されてきます。当方ガラケーにつき、続きなどは出所してから。
みなさまどうぞお元気で素敵な秋をお過ごしください。
そのためにも検診を。